聖女が街にやって来た
そういえば、ミッションよりなにより先に昇進試験をしていたのでした。
なので、とっくに軍曹になっております。
軍曹というと有名人が多い階級です。
アメリカのテレビドラマ「コンバット」の主人公はサンダース軍曹ですし、かのハートマンも軍曹です。
そういえば「のらくろ」も軍曹だったことが(大尉にまでなるので当たり前)。
尉官になると最前線でドンパチドンパチウギャーイテェーヒィーっていうのがなくなってくるので戦争モノとして扱いづらいのと、曹長より下、兵卒よりは上ということで「最前線にいて部下を持つ立場」としてちょうどいいのでしょう。伍長だと響きがね。
そんな軍曹への昇進試験は、キキルンのLiliroonの勘違いな依頼を解決するという探偵クエストです。
ちょっと装飾品がゴージャスですが、リリルンは皇宮に香水を納めている会社のチーフ調香師にして社長。
「あたちは」とかいうかわええキキルンです。
ストーリーは、行方がわからないリリルンのオチショー(師匠)を探してくれというもの。
よし俺に任せときな、さっそく真っ赤なシャツにスーツを羽織り、ソフト帽をかぶってグラサンをかけ、愛用のベスパにまたがって聞き込みなんだぜ?
よんどころない理由で歌えないが「Bad city~♪」とか口ずさみながら聞き込み。
シシケバブの香りが減った腹にしみるぜ。
デケーガルカにリリルンが追いかけられてたんで足をつっかけてやる。
転ばすどころか足ひねったぜ、あいててて。
折れるかと思ったじゃねぇかこのデカブツ。
妙に恐縮しているガルカ、どうやら衛視らしい。
話を聞くと、どうやらナシュモがクサい。
さっそく船に乗り込み、一路ナシュモへ。
当然ベスパを載せていこうとしたら止められたぜ。ガッデム。
ひさしぶりの船だったんだが、空はどんよりとした鉛色。
風ばっかり強くてあやうく帽子飛ばされるところだったぜ。
ナシュモ港を出ると、リリルンは、今はキキルンの街となっているナシュモに驚きを隠せないようだった。
しかしその気安さか、さっそく通りがかったキキルンに自ら聞き込みをしている。
まぁオレが聞き込むより同族がたずねたほうがいいだろうな。
そういえばあいつは以前どこかで会ったことがあるキキルンだな。
・・・ああ思い出した、やたらと甘いものが好きななんとかいうキキルンだ。
「このキキルンさんが、情報料をほちがっていますの」
つぶらな瞳でそう言ってくるリリルン。
ふっお嬢さん、こんなこともあろうかと茶屋でシュトラッチを買っておいたんだぜ?
シュトラッチを渡してやると、ちょっとピザ入ったキキルンは「カダーバの池に行ってみるといいるるる」などという。
おぉい、そんだけかよ。
これで1500ギルもするシュトラッチを・・・あ、一口で喰っちまったぜこいつ。
ちょっとはダイエットしろよ、あごのラインがやばめだぜ?
甘ったるい匂いをまとわりつかせているキキルンに別れを告げ、カダーバへ。
ぬかるむ足元とオバケノミのチゴーに気をつけつつ池を探す。
お、あれだな。いっそう足元が湿ってきているが、まぁしかたない。
真っ白なロータス(蓮)が澄んだ池に浮かび、場違いな美を演出している。
と、リリルンが立ち止まり長く突き出した鼻をひくひくさせ、
「この香りは・・・」と、つぶやいた。
「この香り、まちがいなくオチショーのものですの!」駆け出すリリルン。
しかし、彼女の師匠である背の高いエルヴァーンの姿は見えない。
このあたりは霧がいつもかかっていて視界は悪いが、だからといって一寸先は闇ってわけじゃあないからな、すくなくともここらへんに「オチショー」はいないだろう。
と、背後から、湿った道を歩いてくる足音が聞こえた。
肩越しに振り返ってみやると、まだ若いヒュームの男がこちらに向かって歩いてくる。
見たことのない男だ。どのみち、すくなくとも「オチショー」ではなさそうだ。
男もこちらに気づいたようで、足を止める。
と、こちらを見て目を見開いた。おいおい、俺はお前さんなんか知らんぜ?
「リリルン!リリルンじゃないか!」
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まぁそのあとはおもひでぽろぽろな感動ストーリーがありまして。
スクウェアはほんとこういうのが得意だぜフゥーハハハァーー
本社に戻ってからリリルン香水工業(仮名)のハゲヒュム専務が怒鳴り込んできて、ウチの瞬間湯沸かし器社長と対決なんていう一幕もあったものの、リリルンの一喝でシャンシャンに。
おトボケに見えてもさすがは社長、貫禄が違いますな。
そんなこんなで最後にはヘッドハントされそうになりつつ軍曹に昇進。
どうでもいいけどナジャ社長、そんなに「伍長」といいたくなかったのか・・・?
探偵物語にインスパイヤされて書いてみた。
タイトルは第一話まるパクリだしn
いまは反省している。
つか本放送なんか当然みてないので雰囲気さえわからんのじゃぜ?

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